シドニーにワーキングホリデーで渡豪し、MyStageの無給インターンシッププログラムを利用し、語学学校でのインターンシップに挑戦しているEimiさん。異国の地でのインターンを経験し、どのように成長し続けているのでしょうか？働く中で直面した壁やご自身のスキルを最大限に活かす方法などについてもお伺いしました。
ジャパレスからインターンへ。キャリアチェンジを決意した理由
ーー自己紹介をお願いします。
Eimiと申します。ワーキングホリデーで今年の3月からオーストラリアに来ていて、9月で約半年を迎えます。9月の中旬に帰国予定です。
ーーオーストラリアの中でなぜシドニーを選んだのですか？
はじめにワーキングホリデーを検討したとき、英語圏がいいと思いました。ビザの関係で早く出発するにはオーストラリアが最適で、特にシドニーは都心部でビジネス経験を積むのに良い場所だと感じたので、シドニーを選びました。
ーー実際にシドニーを選んでみていかがですか？
大学時代はハワイにいましたが、シドニーはさらに多国籍だと感じています。インターン先では、働いている方々の話を聞いたり、一緒に働く中で様々な働き方や文化を学び、多くの交流ができていると思います。
ーーなぜ半年で帰国される予定なんですか？
当初は1年間滞在するつもりでしたが、インターン先でのビジネス経験を早く日本で活かしたいと感じたため、半年で帰国することにしました。
ーーインターンシップをしようと思ったきっかけを教えてください。
最初は日本食レストランで働いていましたが、店長と日本語でやりとりすることが多く、なかなか英語を使った経験が積めない状態にいました。なんでワーホリに来たのかを改めて考え直した時に英語を使ったビジネス経験がしたいと思うようになり、調べてみたところ現地でのインターンシップが経験できると知り、英語を使える環境で経験を積むためにインターンシップを選びました。
そんな時にMyStageを通してインターンシップができることを知ったといいます。
ーー前職はマーケティングと伺いましたが元の英語力はいかがでしたか？
ハワイの大学に通っていたこともあり、一応アカデミックイングリッシュは難なく使えたので英語もそこまで不便なく使えると思っていたのですが、ビジネス英語はインターンを通じて成長できたと感じています。
ーー数ある業種の中から語学学校でインターンシップをしてみたいと思った理由を教えてください。
前職でマーケティングをしていたので、そのスキルを活かしつつ、多国籍な環境で人と関わりながら仕事ができる場所を探していました。この語学学校は多国籍な先生やスタッフの方が多く、異文化交流ができると感じたので選びました。
インターンをご検討されていた際、Eimiさんからローカル企業でのインターンに関してスキル面での不安があるとのご相談をいただきました。そんな中、語学学校でのインターン枠が空き、Eimiさんのレベル感とマッチしていたことから、この語学学校でのインターンに決定しました。
このように、MyStageではお一人おひとりに合ったインターンシップをご提案させていただいております。
弊社では、語学学校へのインターン以外にも
▶ 企業インターン（ローカル&日系企業）
▶ 日本語教師アシスタント
▶ 幼稚園
▶ ホテル・クルーズ
▶ カフェ・レストラン
▶ ショップアシスタント
などの様々な業種の無給インターンシップもご案内しております！気になる方は、お気軽に弊社までお問い合わせください！
「自分のスキルと周りの意見を合わせてより良い仕事ができている」
実際にインターンシップ先で思い描いていた働き方ができている、と話すEimiさん。詳しい業務内容について伺いました。
ーー具体的な業務内容を教えてください。
日本人留学生向けのマーケティングが主な仕事です。具体的には、日本人留学生を増やすためのプロモーションのための動画作成や日本人の生徒さんのサポート業務を行っています。さらに日本人だけでなく他の国の方にもアプローチするために学校のプロモーション戦略の立案なども行っています。
ーー具体的にどんな動画を制作しているのでしょうか？
具体的には、日本人留学生へのインタビューやワーホリに来ている方々のニーズに合わせた内容の動画を制作しています。例えば、多くの方がバリスタを目指しているので、この学校のバリスタコースを紹介する動画を通して語学学校で英語とバリスタ技術の両方を学べるという利点をアピールすることで興味を持ってもらい、受講したいと思ってもらえるような動画を制作しています。
ーー実際にやってみて手応えを感じることはありますか？
はい。まだ動画自体は1つしか投稿されていないので視聴者の反応は分からないのですが、スタッフの皆さんからは「すごくいい動画だね」とすごい褒めてくださって。この動画作成をきっかけに日本人以外の多国籍の人に向けた動画も作って欲しいと言ってもらえ、自分の作ったものが評価され、頼ってもらえることが増えて嬉しいです。
ーー日本でのスキルをオーストラリアで活かせたと感じていますか？
マーケティングの基本は共通しているので活かせていると思いつつ、多国籍な環境でのアプローチ方法は異なるのでスタッフにアドバイスをもらいながら、自分のスキルや経験と周りの意見を合体させて、より良いものを作れていると感じます。
ーー実際にどのような場面で英語力が活かされましたか？また、どれくらい成長したと感じますか？
マーケティングの業務で日本人にどうアプローチすればいいかを検討する上で頻繁に英語を使って会議をする場面が多いです。あとは日本人留学生の方の通訳などのサポート業務でも英語を使ったりする場面があります。こうした経験を通して、ビジネスコミュニケーション力が伸びたかなと思っています。
「スモールトークさえも仕事に活きる」 オーストラリアで働いて感じたこと
ーー1日のスケジュールはどのような感じですか？
9 時から5 時まで働いており、朝は動画作成のための企画・立案から業務を始めます。内容がまとまったらマーケティング部署に確認し、OK出た動画の作成に取り掛かります。同時に情報収集をしたりもしています。業務をしている間は他の部署の方からも結構話しかけられるのでスモールトークを通してたくさんコミュニケーションをとっています。
ーー日本とオーストラリアの働き方の違いや働く前と後のギャップは感じましたか？
働き方の違いについて感じたことは、オーストラリア特有のスモールトークの多さです。日本では、集中しているときにはあまり話しかけられないことが普通でしたが、オーストラリアではそんなことは気にせず、いつでも「How are you?」と話しかけられます（笑）。ですが、その結果、業務を褒められたりフィードバックをもらったりと、新しい視点を得ることが多いです。スモールトークでさえも仕事に活きていくというのが日本とは違うなと感じる部分です。また、コミュニケーションが人との距離を縮め、閉鎖的でない職場環境を作り出していると感じます。
また、オーストラリアは就業時間内に仕事を終わらせることをとても大切にしていて、就業時間を少し過ぎただけでも「なんでまだいるの？早く帰ったほうがいいよ」と言われることもあります（笑）。今では時間内に業務を終わらせることができるようになったと感じています。
ーーいい意味で時間に厳しいということを感じたんですね。ここで働いてみて一番大変だった経験はなんですか？
最初は、スタッフとの壁を感じて大変でした。長く働いているスタッフ同士の繋がりが強く、疎外感があったり、会話に入りにくいと感じていました。しかし、同じ部署の方が私を輪に混ぜてくれたり、業務の中でスモールトークが増えていったことで、徐々に壁がなくなっていきました。
最初は不安やネガティブな気持ちになることも多かったのですが、日本の友達に相談した時、「新しい環境で壁を感じるのは当たり前」と言われ、それを受け入れることができました。まずは自分から積極的に挨拶をするなど小さなことから始めて、徐々に周りに溶け込んでいくことを意識しました。少しずつ受け入れてもらえるように努力したおかげで、向こうも少しずつ心の扉を開いてくれ、今では様々な人と話せるようになりました。
【まとめ】ワーホリ、留学を充実させるために
前編ではEimiさんがご自身のスキルを活かし、現地での経験を積みながら新しい挑戦に果敢に取り組んでいる様子をご紹介させていただきました。現地の日本食レストランから思い切ってMyStageの無給インターンシップを通して実践の場に飛び込み、壁にぶつかりながらも日々挑戦する姿はとてもバイタリティに溢れていると感じました！
3ヵ月という短い期間をどう過ごし、活かしていくかは自分次第。Eimiさんのように充実したワーホリや留学ができるようにMyStageもたくさんのサポートさせていただいております！
記事でご紹介させていただいた語学学校へのインターンシップや語学留学についてもっと知りたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください！
後編では、帰国後のキャリアプランやEimiさんが実際に悩んで立ち止まってしまった時の解決方法などについてお伺いしました。お楽しみに！
（インタビュー / 執筆 / 編集：Fukiko Daigo – 醍醐蕗子）
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