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オーストラリア田舎暮らし

シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの観光地が有名なオーストラリア。そんなオーストラリアの田舎の暮らしについてご紹介したいと思います。

車が必須の田舎暮らし

まずオーストラリアの田舎では交通手段が限られます。私が住んでいるシドニーから車で8時間、人口24,000人の田舎町ではバスは数時間に一本しか走っておらず、日常的に利用するには大変不便です。

小学生から高校生まで学生はスクールバスか、徒歩、自転車で通学もしくは親が自動車で送迎します。車の免許は16歳の誕生日からオンラインの試験を受けて、Lプレート(Learner)をもらうことが出来、多くの高校生は16歳の誕生日にこのLプレートを取得し、運転の練習を始めます。

子供が習い事をする時は、高校生で自分で運転できる場合以外は、親が車で送り迎えをするのが通常です。

シドニーへは電車は一日に一本。朝8時半ごろ発(変更あり)で午後4時半ごろにシドニーセントラル駅に到着。約8時間の旅になります。

また飛行機は日に数便出ていて、こちらはシドニーの国内線ターミナルまでわずか1時間20分の旅。便利ですが、チケット代が高いのが難点で天候にも影響を受けることがあり、遅れたり、悪天候の時は翌日に延期されることもあります。

田舎の物価~都会との違い~

物価は食料品やガソリンなどは残念ながら都市部からの輸送費がかかるので多少割高になります。またコロナが起こってから、物によって品薄の場合も!

逆に安いのは家の賃貸料です。シドニーなどの大都市に比べると格安!また田舎なので、スペースもある3ベッドルームの家を借りてシェアすることも可能です。家の大きさによりますが、3ベッドルームの家が週350ドルぐらいから借りられます。シドニーでは小さなstudioが週350ドルぐらいですので、違いが明らかです。

都会では見られない暖炉

田舎の暮らしの特徴のひとつに冬の薪ストーブがあります。薪ストーブを使う家が多く、冬の重要な暖房器具のです。火を見ているとなんともいえない落ち着きを感じることができます。冬の始まりには薪を仕入れて、家で小さく薪を割ったりするのも家事の一部です。(業者で小さく割ってもらうことももちろんできます)

田舎ならではの付き合い

田舎では人と深く付き合うことが出来ます。近所付き合いや友人との付き合い、コミュニティーでのお付き合い。例えば、近所の家族が新しい家族を迎える時など、母親が出産で入院中、近所の人が食事を作って届けたり、先日竜巻で家にダメージを受けた家族のために教会のホールを宿泊施設として開放するということが行われました。また地元のビルダーが無料で家の修繕にあたったり、助け合い支えあうということが日常に根付いています。

娯楽が少ない分、子供たちもお互いの家を訪ねあったり、誕生日会の後のお泊りも頻繁に行われ密に付き合うことが多いです。13歳からアルバイトを始める子供も多く、ハイスクールに上がると一気に大人びて、早くから働くということを通していろいろなことを学びます。

田舎の暮らしはのんびりしていて、人との付き合いが都会より深く、オーストラリア人と深くかかわることが出来ます。都会とはまた違ったよさがあり、のんびりとオーストラリア生活を楽しみたい人にはお勧めです。

MyStageアンバサダー/Webライター♢リジャードじゅんこ
ブログ https://ameblo.jp/junkolidgard27/
プロフィール:オーストラリアに住んで18年!普段は図書館司書。
Webライターとしても活動中。

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