オーストラリアのビザ申請!ETASって?観光・ワーホリ・学生ビザまで
ETASって?オーストラリアの観光ビザ オーストラリアの観光ビザである「ETAS」はオーストラリアへ観光目的として3ヶ月以内の滞在を条件とした観光ビザです。 「ETAS」はElectronic Travel Authority Systemと呼ばれる電子渡航認証システムのことで、「ETA」と呼ばれる事もありますが同じ観光ビザを指します。 ETAS(Subclass 601)は無料でオンライン上で申請することができます。 電子旅行許可システムで管理されるビザは、申請時のパスポート情報を元に、サーバー上で管理される為、ビザ取得の証明のスタンプやシールが必要がなく、ビザを申請した時に入力したパスポートで入国する事が可能です。 <ETAS申請条件> 観光ビザ(ETAS)を申請する際にはパスポート、クレジットカード、Eメールアドレスが必要になるので、必ずこの3つを用意してから申請を行いましょう。 ビザの申請には健康状態が良好である事の条件がありますが、これは疾患があるかどうか等、滞在中の健康リスクの有無を問われているので、単純な風邪等の場合は特に心配ありません。 ワーホリ(ワーキングホリデービザ) ワーキングホリデービザの申請を開始するには、ImmiAccountと呼ばれるビザ申請を行うためのアカウントを作成しなければ、申請を行うことができません。 観光ビザとは違い複雑な質問がとても多くなり、申請の条件も大きく変わります。 Working Holiday (Subclass 417)の申請料金は485ドルとなっており、申請後はビザが降りなくても返金はされないので、申請に失敗してしまいビザが降りずお金を無駄にしてしまうことのないように注意しましょう。 <ワーホリ滞在中の条件> ワーホリ期間中は4ヶ月間まで学校に通うことが許可されています。それ以上長期で通う場合は、ワーホリビザではなく学生ビザの申請を行います。 4ヶ月以上の学校コースに通ったあとにワーホリビザに切り替えたい場合は、学生ビザで入国し、コースを終えた後に一度出国してから再入国する必要があります。 ワーキングホリデーは週40時間の労働が許可されています。 日本パスポートでの申請基本条件 ビザの申請日・ビザの発給日のどちらもオーストラリア国外にいること。 ワーキングホリデービザで過去に入国したことがないこと。 申請日は18歳以上31歳未満であること。 過去に417または467visaで入国していないこと。 扶養する子供が同行しないこと。 <健康診断> 申請者はビザ取得をする上で定められた健康上の基準を満たす必要があり、申請者の状況によっては健康診断が必要となる場合があります。 健康診断費は申請料金に含まれませんので、申請手続きが完了しても健康診断が必要であると通知を受けた場合は、健康診断の結果通知が行われた後にビザ審査が判断されるので、一定の期間内にオーストラリア移民局から指定されている病院で受診しなくてはなりません。 <発行から1ヶ月以内の英文資金証明書> 滞在期間中の資金+出国の際の渡航代として預金額が約$7000以上あることが基準とされています。ご自身の使っている金融機関(銀行)にて英文のオーストラリアドル建ての資金証明書(残高証明書)を用意する必要があります。 学生ビザ オーストラリアの教育機関(語学学校、専門学校、TAFE、大学など)に3ヶ月以上5年以下の就学を目的としている方を対象としたビザが学生ビザです。 観光が主な理由であったとしても、3ヶ月以上学校に通われる場合は、学生ビザを申請しましょう。 学生ビザ(Subclass 500)の申請は620ドル、18歳未満のお子様の付き添いで行くガーディアンビザ(Subclass 590)と呼ばれるビザの申請にも同様620ドル、更に、18歳未満のビザ申請には追加で150ドルかかります。 18際未満の方の学生ビザの取得には別途でいくつか条件が追加されており、①オーストラリアでの滞在先の証明や、②保護者の承認、更に、③受け入れ先の教育機関(オーストラリアの入学先)からの承認など、手続きが複雑になってくるので、しっかりと準備を進めていきましょう。 就学するコースの長さにより変動しますが、長期留学になると、実際に学校に通う期間+約1〜2ヶ月程度、更なる滞在期間が認められています。 学生ビザは、政府認定校で週25時間以上受講することが条件となり、定められた出席率(80%以上)を超えなければなりません。 この条件を満たしている場合、学生ビザの延長も可能となりますが、年々審査が厳しくなっているので、就学先の学校やコースによっては安易に延長ができる(審査が降りる)という事も難しくなってきています。 また、実際に出席率を満たしていない場合には学生ビザがキャンセルされることもあるので、注意が必要です。 <申請基本条件> 滞在中に十分に生活できる資金がある事 就学する教育機関が政府認定校(CRICOS登録校)であること 人物審査及び健康診断の条件を満たしていること 6歳以上であること […]