こんにちは！マイステージアンバサダーのHです。
コロナウイルスの影響が収まり、海外留学やワーキングホリデーへ挑戦しようと考えている方が増えているのではないでしょうか。
留学・ワーホリへの挑戦を決めた方が一番悩む問題が、「国選び」ですよね。今回はそんな方向けに、留学、ワーホリ先として人気の国のそれぞれの特徴について項目ごとに徹底解説していきます！
1. オーストラリア
日本人の留学・ワーホリ先として大人気なのが、「オーストラリア」です！その理由も、海外が初めての日本人にとって安心できる点が多いということが挙げられます。
【時差】
オーストラリアは広大な国であるため、国の中で3つのタイムゾーンがあります。
日本との時差は、東部標準時刻で+1時間、中部標準時刻で+30分、西部標準時刻で-1時間となっています。
多くの留学生に人気のシドニー(NSW州)・メルボルン(VIC州)・ブリスベン(QLD州)・ケアンズ(QLD州)は東部に所属しますので、いずれも日本との時差は+1時間となります。
※毎年10月の最終日曜から3月の最終日曜日までは、デイライトセービングタイム(サマータイム)が採用されるため、州によって通常と時間が異なります！QLD州(クイーンズランド州)、NT州(ノーザンテリトリー準州)、WA州(西オーストラリア州)は、デイライトセービングタイムを採用しておりませんのでご注意ください。
【治安】
温厚な人が多く、治安はとてもいいと言われています！
オーストラリアが人気な理由は、やはり治安がいいという点も大きいでしょう。実際、夜でも人通りのある場所であれば、女性1人で歩いていても大丈夫です。
しかし、観光地などではスリやひったくりなどの被害も報告されておりますし、夜の出歩きに関しても、日本ほど安全ではありませんので、注意するに越したことはありません。
【ワーキングホリデー】
オーストラリアは、ワーキングホリデービザで最長3年間滞在することができます。(2年目、3年目と滞在する場合は、ビザ延長申請前に指定職種で指定期間働くことが条件となります)
日本人に人気な国の中では、最も長くワーキングホリデービザで滞在できる国となります！
オーストラリアがワーホリ先として人気な理由の1つになっています。
また、ワーキングホリデービザでは最長4ヶ月の就学ができるので、仕事を始める前に英語力を伸ばすことができます！
【アルバイトの可否】
＊学生ビザを取得している場合
2週間で48時間の就労が可能であり、同一雇用主のもとで制限なく働くことができま す。就労時間を守らなければ、ビザが取り消されてしまう危険もあるので注意が必要で す！(長期休みの間は、時間に制限なく働くことができます)
学生ビザでも働くことができるのは、オーストラリアの魅力の1つでもあります！
＊ワーキングホリデービザを取得している場合
時間の制限なく働くことができますが、同一雇用主のもとでは最長6ヶ月しか働くことができないという制限があります。しかし、オーストラリア内務省に許可された場合は最長12ヶ月働くことができます。(別途申請が必要)
【物価】
日本の1.5〜2倍程度の相場です。近年は物価が上昇しつつあり、自炊を心がけるなどしてできる範囲で節約をすることも大切です。2023年6月時点では、1AUD＝96円となっています。
【観光】
オーストラリアは、都市によって様々な姿が見られる国で、自然、アート、都会など幅広い魅力を感じることができます。
何より、多様な野生動物や未だ手付かずの美しい自然を楽しめることが特徴です！
オーストラリア最大の都市シドニーは、電車で30分ほどで有名なビーチに行けたり、車で1〜2時間ほどの場所に国立公園があったりと、都会にいながら自然も楽しめる魅力的な都市です！
【人種】
オーストラリアは世界的にも有数の多国籍国家であり、多くの移民が住んでいます。
現時点で、海外生まれか親の片方が海外生まれというオーストラリア人が人口の4割を超えています。
日本人だけでも、オーストラリアには約9万人もの人が滞在しています。
2. カナダ
オーストラリアと並んで、留学先として大人気なのが「カナダ」です！
【時差】
カナダは、ロシアに次いで世界で2番目に広大な国土をもつ国であるため、6つのタイムゾーンを持っています。
日本との時差は、太平洋標準時刻-17時間、山岳部標準時刻-16時間、中部標準時刻-15時間、東部標準時刻-14時間、大西洋標準時刻-13時間、ニューファンドランド標準時刻-12時間半となっています。
カナダを代表とするバンクーバーと日本では、16時間の時差があり、日本の方が進んでいます。となります。
他にも、多彩な文化を味わうことができる都市・トロントと、フランス文化も体験できる都市・モントリオールでは、両者とも日本との時差は13時間となっています。
※毎年3月の第2日曜日から11月第1日曜日までの間、デイライトセービングタイム(サマータイム)が採用されるため、州によって通常と時間が異なります！カナダでは、ほとんどの州がデイライトセービングタイムを採用しておりますが、サスカチュワン州はデイライトセービングタイムを採用しておりませんのでご注意ください。
【治安】
銃規制がしっかりとされていることもあり、一般的には治安が良いとされています。
しかし、犯罪発生率は日本の12倍の水準となっています。日本と比べてしまうとどうしても安全とは言い切れません。スリやひったくり、夜1人で出歩くのも気を付けることが大切です。
【ワーキングホリデー】
カナダは、ワーキングホリデービザで1年間滞在することが可能です。
カナダのワーキングホリデーには定員数があるため、申請時には必ず大使館の最新情報をチェックしましょう。ちなみに2023年は6500人が定員数となっています。
ワーホリの場合、最長6ヶ月間は学校に通うことができます。
【アルバイトの可否】
＊学生ビザを取得している場合
専門学校・大学で6ヶ月以上の専門プログラムを受講する人は、週20時間までアルバイト
をすることが可能です。(長期休みの間は、フルタイムで働くことができます)
※語学学校は対象外です！
カナダは、「co-op留学」が特徴的で、学生ビザで有給インターンシップを経験すること ができるプログラムも存在します。
＊ワーキングホリデービザを取得している場合
時間に制限なく働くことができますし、同一雇用主のもとで1年間働くことも可能です。
【物価】
日本のほぼ同程度、もしくは少し高い程度の相場です。しかし、チップ制度がありますので、外食をすると費用がかさんでしまいます。2023年6月時点では、1CAD＝108円となっています。
【観光】
広大な土地が特徴で、大都市と自然が共存する国です。観光地として人気なロッキー山脈やナイアガラの滝など、世界的に有名な景勝地を多数有しており、留学・ワーホリ中に旅行にいく人がたくさんいます。
【人種】
カナダもまた、多国籍国家で多種多様な人種が暮らしています。全体の約7割が白人となっていますが、アジア人、黒人やラテン系も多く見られます。
ケベック州など、一部の地域ではフランス語も盛んに話されており、英語だけでなくフランス語を学びたいという方にはカナダは非常にオススメです。
現在約7万人の日本人がカナダにいて、カナダの人口に対しては約0.2%ほどしかいないと言われています。
3. フィリピン
フィリピンでは、マンツーマンの英語のレッスンが受けられるプログラムなどが人気で、日本人に人気の留学先として注目を集めています。
【時差】
日本とフィリピンの時差は1時間で、日本の方が進んでいます。
フィリピンはサマータイムを採用していませんので、時期に関係なく一律1時間の時差となります。
【治安】
治安に関して不安を抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、近年どんどんよくなってきています。夜の1人歩きはできるだけ避けた方が良いですが、人通りの多い場所に限っては、1人歩きもできるレベルまで治安はよくなってきているようです。
ただ、スリ、ぼったくり、詐欺などの危険性もまだまだ拭えませんので、用心することは大切です。
【ワーキングホリデー】
ワーキングホリデー制度は利用できません。
【アルバイトの可否】
学生ビザ、語学学校の留学生が取得する就学許可証（SSP）ともに、アルバイトをすることはできません。
【物価】
日本の3分の1〜半額程度の物価です。
しかし、近年フィリピンは発展が進んでおり、都心のレストランやカフェなど、一部の店舗ではほぼ日本と同じ価格帯のお店も増えてきています。2023年6月時点では、1PHP＝2.5円となっています。
【観光】
フィリピンの人気の留学先の1つである「セブ島」は、アジアを代表するビーチリゾートで、美しい自然、海を楽しむことができます。
【人種】
マレー系が9割程度を占めており、ほかに中国系、スペイン系などの少数民族がいます。
4. ニュージーランド
日本の7割の面積を持つ小さな島国「ニュージーランド」では、日本では体験できないスローライフを楽しむことができるでしょう。
【時差】
日本とニュージーランドの時差は3時間で、ニュージーランドの方が進んでいます。
※9月の最終日曜から4月の第1日曜まではデイライトセービングタイム(サマータイム)が採用されるため、日本との時差が4時間に広がります。
【治安】
2023年にアメリカの著名雑誌が発表した「世界で最も治安の良い国ランキング」では、堂々の第2位！世界的に見ても凶悪犯罪やテロなどが起きていない安全な国と言えます。(日本は10位です)
しかし、スリやひったくり、軽犯罪は増加傾向にあり、安全な国とはいえ海外では夜の1人歩きなどの危険な行動は避けるべきです。
【ワーキングホリデー】
ニュージーランドは、ワーキングホリデービザで通常1年間滞在することが可能です。
しかし、農園で3ヶ月以上アルバイトをすることで滞在期間を3ヶ月延長することができます。
また、ワーホリの場合、最長6ヶ月間は学校に通うことができます。
【アルバイトの可否】
＊学生ビザを取得している場合
1年間で120単位以上を取得できる大学生以上の学生は、週に最大20時間アルバイトをすることができます。(長期休みの間は、フルタイムで働くことができます)
語学学校に通っている期間はNZ政府が定める優良校に就学している場合に限り、14週間以上の就学で、最大20時間のパートタイムのアルバイトができます。
＊ワーキングホリデービザを取得している場合
時間に制限なく働くことができますし、同一雇用主のもとで1年間働くことも可能です。
【物価】
日本よりも少しだけ高め程度です。その分最低賃金も年々増加しています。2023年6月時点では、1NZD＝88円となっています。
【観光】
ニュージーランドは、なんといっても壮大な自然が特徴です。
たくさんの羊が悠々と歩く草原や、美しい星空をのぞむことができます。日本とはまた異なるのどかな風景が広がっています！
【人種】
ニュージーランドも多民族国家であり、人口の約7割がヨーロッパ系、約1.5割がマオリ系、
約1割がアジア系、残りがポリネシア系の人々で構成されています。
5. イギリス
上品な英語を学びたい方、ヨーロッパの文化を学びたい方に人気な国の1つです。
【時差】
日本とイギリスの時差は9時間で、日本の方が進んでいます。
※毎年3月の最終日曜日と10月の最終日曜日まではデイライトセービングタイム(サマータイム)が採用されるため、日本との時差が8時間になります。
【治安】
世界的に見ればイギリスの治安は良いと言えます。
しかし、強盗やスリなどの軽犯罪は日本と比べ物にならないレベルで起きているので、夜の1人歩きは避ける、セキュリティがしっかりした家に住むなどの対応は必要です。
【ワーキングホリデー】
イギリスにワーキングホリデー制度はなく、ユース・モビリティ・スキーム（YMS：Youth Mobility Scheme）と呼ばれる就労を目的にしたビザが、ワーキングホリデービザに相当します。
イギリスでは、このビザで最長2年間滞在することが可能です。他の国と違う点は、イギリスのYMSビザは抽選式となっているということです！例年1月と7月の2回に分けて抽選が行われます。
その倍率は10倍ほどと言われており、年々人気が高まっています。イギリスにYMSで滞在することへ興味を持った方は、ビザ申請要項や条件に関して定期的に情報をチェックし、早めに申請することが大切です！
また、YMSの場合、2年間期間に制限なく語学学校に通うことができます！
【アルバイトの可否】
＊学生ビザを取得している場合
週最大20時間働くことができます。(長期休みの間は、フルタイムで働くことができます)
＊ワーキングホリデービザを取得している場合
時間に制限なく働くことができますし、同一雇用主のもとでずっと働くことも可能です。
【物価】
日本と比較するとやや高めで、日本の1.5倍ほどと言われています。2023年6月時点では、1GBP＝182円となっています。
【観光】
バッキンガム宮殿、ビッグ・ベン、セント・ポール大聖堂など、世界的に有名な歴史的建造物を楽しむことができます。都心を離れると、田園風景や湖水地方が広がっていることも魅力の1つです。
【人種】
地方によっては白人が9割以上を占める場所もあります。
ロンドンにおいては近年多国籍化が進んでおり、白人のイギリス人に次いで、インド・パキスタン・バングラデシュなどの「アジア人」が多く、続いて黒人の割合も増えています。
6. アメリカ
多くの日本人にとって親しみのある英語が話されている、憧れの国「アメリカ」です。
【時差】
アメリカは、4つのタイムゾーンを持っています。
日本との時差は、東部標準時刻-14時間、中部標準時刻-15時間、山岳部標準時刻-16時間、太平洋標準時刻-17時間となっています。
※毎年3月の第2日曜日から11月第1日曜日までの間、デイライトセービングタイム(サマータイム)が採用されるため、日本との時差が1時間縮まります！（ハワイ州・アリゾナ州は除きます）
【治安】
アメリカの治安は日本と比較すると平均して良くはないと言えます。ただ、アメリカも広大な国なので一概には言えません。夜の1人歩きを避ける、危険な通りを歩かない、銃社会であることを理解し、自分の身は自分で守ることが大切です。
【ワーキングホリデー】
ワーキングホリデー制度は利用できません。
【アルバイトの可否】
基本的にアルバイトをすることはできません。
しかし、下記条件までならアメリカの大学に留学しながら働くことが可能です。
・自分が通っているキャンパス内
・週に20時間以内
【物価】
アメリカの物価は高騰しており、日本の約3倍ほど高くなっています。2023年6月時点では、1USD＝143円となっています。
【観光】
アメリカは広大な国、かつ観光スポットもたくさんあり、有名な建造物や世界遺産の国立公園など、バラエティに富んだアクティビティを楽しむことができます。アメリカらしい雰囲気を堪能することができるのも魅力の1つです。
【人種】
白人が6割を占め、ヒスパニック系、黒人が1〜2割程度占めています。アジア人、その他の人種もアメリカで暮らしています。近年アジア系、ヒスパニック系の人口が増加傾向にあります。
以上、日本人に人気な6カ国の特徴でした！ご自身が海外生活に求めていることをしっかり考えて、国選びの参考にしてみてください♪
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