今年の2月の春休みプログラムで田舎ステイにご参加頂いたリナさんから体験談を頂きました。
シティでは味わえない田舎ステイならではの日常をご紹介していきます。
田舎ステイプログラム in Albury
2018年2月の2週間、AlburyのMt.Beautyという田舎町でホームステイをしながら様々な体験をしました。
Alburyはシドニーから飛行機で1時間の場所にあります。そこからさらに車で1時間の場所にMt.Beautyがあります。
Mt.Beautyは信号が無い田舎で、山に囲まれたとてものどかな地域です。冬になるとスキーヤーが集まり、観光客でにぎわいます。
私が訪れた時は夏だったので、昼間は暑かったのですが、朝方や夜間は涼しくて過ごしやすかったです。
夕方5時ごろになると決まって庭先に野生のカンガルー達が集まってきていました。
ホストファミリーに聞いてみましたが、カンガルー達がなぜ集まるのか分からないそうです笑。残念ながら、コアラはいない地域でした。
Mt. Beautyでの日常
平日は基本、午前中はcafeやfarmでお手伝いをしました。cafeやfarmは毎日ではなく、その日にどちらに行くのか決まるという感じでした。
午後からは、after school child careのお手伝いをしました。
日本とは違って、とても自由な職場でした!
after school child careは小学校で放課後の子供たちの面倒を見るという内容です。
6歳から12歳の子供たちが校内にあるplay roomで親が迎えに来るのを待ちます。play roomに行く前に中庭でおやつタイムがありました。
先生が子供たちにフルーツやヨーグルトなどを配っていました。
play roomにはビリヤードやおままごとセット、さらにはテレビゲームまでありここは本当に学校なのかと疑ってしまいました笑。
子供たちはお絵描きをしたり、ゲームをしたりと思い思いに過ごしていました。
色紙を置いてあったので鶴やカエルなどを折ってあげると、とても興味津々に見てくれました。また、ビリヤードで対決しようと誘われたり、皆フレンドリーで楽しい時間を過ごすことができました。
cafeでは皿洗いなどの仕事を任されました。小さなcafeでお客さんもスタッフものんびり過ごしていました。
シェフに料理を教えてもらったり、お手製のソースを味見させてもらったりもしました。
時には常連さんが話しかけてくれ、地域に密着したいい経験ができました。
中でも1番驚いたことは、常連さんが何食わぬ顔で厨房まで入ってきて、スタッフと一緒にお喋りしながら食材の仕込みをしていたことです(笑)。
farmは沢山ありましたが、ホストファミリーの友達のfarmにお邪魔しました。そこは夫婦でやっていて、親を事故などで亡くしたカンガルーの赤ちゃんの保護をしていました
赤ちゃんにミルクをあげたり、庭で遊ばせたりしました。町で野生のカンガルーは見られても、触れませんでしたが、赤ちゃんと間近で触れ合える貴重な体験ができました。
休日になるとホストファミリーが少し離れた違う町に連れて行ってくれたり、山に登って大自然を見せてくれたりしました。
1番良かったなと思ったことは、元英語教師だったホストマザーが、毎日1時間程度、英語のレッスンをしてくれることです。ちなみに、ホストファザーは元パイロットです。
教科書に載っているような文法ではなく、現地で使われている表現や略語など、今すぐにでも使える英語を教わりました!
例えば、子どもたちが使う簡単な英語や、近所の方との挨拶の決まり文句などを勉強しました。翌日の小学校や近所の方と会ったときに早速使えました。
初めての一人海外で不安もありましたが、エージェントの方がビザの申請から航空券の手配まで全ての事をしてくれたので思った以上に楽に渡豪できました。
私はこの様なエージェントの会社は、電話やメールだけで連絡を済ませるのかなと思っていたのですが、マイステージさんはLINEでやり取りしたり、ビデオ通話で連絡を取ったりしたので、顔も見られて安心出来ました。
2週間という短い期間でしたが、毎日が充実した楽しい時間を過ごすことができました。
また機会があればもっと長い期間滞在したいです。短い期間でもホストファミリーに英語の上達を褒めてもらえたし、異文化の中で暮らした事で自分の価値観も変わったので意味のある旅になりました。
留学・海外インターン、どうしようか迷っている方は是非その一歩を踏み出してみて下さい!
関西外国語大学 3年生 溝渕梨夏