チャイルドケアボランティアに参加した理由
2018年2月中旬から3月中旬までの約1ヶ月間、オーストラリアのシドニーへチャイルドケアのボランティアへ行ってきました!
この時期、オーストラリアは夏です。
まずシドニーってどんなところなのかというと、見ての通り大迫力のオペラハウスをはじめ数々のビル群が並ぶ大都会で、人柄も温厚な方が多くとっても素敵な都市です!
郊外の方へ行くとビーチや大自然がいっぱいで、休日は良く遊びに行っていました。
なぜ私がチャイルドケアのボランティアを選んだのかといいますと、自分自身の成長に繋げたいという思いはもちろん、ボランティアを通して日常生活やお仕事の場面で生きた英語に触れることでさらなるスキルアップを図りたいという思いで参加しました。
あとは単純に子供が好きだという事です(笑)
私がボランティアをさせていただいた幼稚園はシドニーの少し北に位置するBelroseというのどかな町の幼稚園でとても過ごしやすい町でした!
子供の数は2~5歳の30人程でした。
ではその幼稚園での主な活動内容についてお話していこうと思います!
幼稚園での主な活動内容
月曜日~金曜日の9:00~16:00が基本的な活動時間になります。
9:00に幼稚園に到着するとすぐにMorning teaの準備。
Morning teaでは園児たちがおやつを食べたり、ジュースを飲んだりするのでそれらの配膳をします。
日本の幼稚園では基本的に昼食以外はあまり食べたり飲んだりしないと思うのですが、オーストラリアの幼稚園ではMorning tea、Afternoon teaなど、とにかくよく食べます。
Morning teaが終わった後はかわいい子供たちと一緒に園内でひたすら遊びました(笑)
オーストラリアの子供たちは本当に無邪気で好奇心旺盛な子が多く、「お兄ちゃん遊んでー!」と言わんばかりに元気いっぱいに寄ってきてくれました!
しかし、ただ遊んでいるだけではボランティアに来た意味がありません。
子供たちと一緒に遊びながらも園内の清掃をしたり、ランチの準備をしたりと、先生方のお手伝いも積極的にやらせていただきました。
そういったことを通し、先生方ともコミュニケーションをとることで、生きた英語を肌で感じることができました。
ランチが12:30頃に終わり少しすると子供たちはお昼寝の時間です。
さっきまで元気に遊んでいたので疲れたのか、ぐっすり眠っていました。
子供たちがお昼寝をしている間、私もお昼休憩です。先生方と日本についてお話したり、お昼からのアクティビティを一緒に考えたりしていました。
子供たちが遊ぶおもちゃを作ったりもしました。
まあこれは遊ぶおもちゃと言うよりは、数を覚える為のおもちゃですね
木を円柱状に切った物に日本の漢数字を1から10まで書いておいて裏にはわかりやすいように1,2,3,4,5…と書いています。
これには子供たちも興味津々で取り合いになるほど夢中で遊んでいました(笑)
1時間程でお昼寝タイムが終わると、子供たちはまた元気に遊びます。
最初の1,2週目はこの時間をお借りしてよく日本の紹介をしていました。
日本の動揺を流してあげたり、簡単な日本語を教えてあげたり、折紙を持って行っていたので、子供たちに折ってあげました。
これまた子供たちは大喜びで、男の子は紙飛行機、女の子はハートが人気でした!折紙を持っていくのはオススメです(笑)
そうしている間にあっという間に時間は過ぎ、帰る頃になると「まだ帰らないで~」と言ってしがみ付いてくる姿もとっても可愛かったです。
ホームステイ先での生活
ボランティアの間の約1ヶ月間、とても優しいご夫婦のお家へホームステイさせて頂きました。
大きな白いお家にお住まいのご夫婦で、5人もいる息子さんや娘さんたちはもうご結婚されていて、今はご夫婦二人と可愛い犬と猫とで仲良く暮らしてらっしゃいました。
こんな美味しそうなご飯も作って頂きました!(なんと白ご飯も出して頂きました)
これは夕食の時の写真なのですが、夕食の時も「今日はどんなことしたの?」「子どもたちと仲良くなれた?」と優しく接していただいて、会話も弾みました!
私はホームステイをするにあたって決めていたことがあって、とにかくどんなことでもいいからひたすら喋ってコミュニケーションをとろうと決めていました。
ボランティア活動中もそうですが、やはりせっかく英語を使って会話ができる環境にいるからには失敗を恐れず積極的に話してみた方が絶対に良いです!
向こうの方々も何も私たちがペラペラに喋れるなんて思っていません。
むしろ喋れなくて当たり前です。何よりも大事なことは、喋れないなりに頑張ってコミュニケーションをとってみる事です。向こうの方々も優しく受け止めてくれます!
1ヶ月という短い期間だったのでそれほど大きなスキルアップにはなりませんでしたが、それでも出発前よりかはゆっくりでも自分の伝えたいことを頑張って話せるようになりました。
シドニーでの休日の過ごし方
週末は同じ時期にシドニーでインターンシップに参加していたの友達といろんなところに出かけました!
1ヶ月もあればシドニーの大体の観光地はまわることができます。私のオススメはシドニーのCircular Quay という港からフェリーに乗って行くタロンガ動物園と、シティーからバスで30分程で行けるボンダイビーチというところです!
タロンガ動物園ではコアラ、カンガルーをはじめ、沢山の種類の動物たちがいました!
ボンダイビーチは下の写真のように崖のような所から海とビーチを一望することができます。
綺麗すぎて感動しました!ぜひ行ってみてください!!
ボランティアを通して学んだ大切なこと
そしてついにボランティア最終日、幼稚園の先生方と子供たちにお別れの挨拶です。
オーストラリアの子供たちは自由な環境でのびのびと生活していて、それが子供たちにとってストレスを感じることのない良い環境なのだなと感じました。
「Atsushi 帰っちゃやだよ~」と言って子供たちがしがみ付いてきたときには泣きそうになりましたが、あふれ出るものをグッと堪え、お世話になった先生方に感謝の気持ちを伝えて幼稚園を去りました。
いつも何気なく歩いていたホームステイ先までの帰り道がとても寂しく感じました。
そして、もちろんホストファミリーともお別れです。
本当に私のことを孫の様に接して頂いたホストファミリーは別れ際、「Atsushi は私たちの大事な家族だから、いつでも遊びにおいで」と言っていただいたときにはさすがにこらえきれず泣いてしまいました(笑)
この1ヶ月間、本当に貴重で濃い経験をさせて頂きました。「言語は違っても心で通じ合う大切さ」
そんなことを子供たちに教えてもらったような気がします。
短い期間でも自分自身の行動次第でいくらでも濃いものにできると思うので、ぜひ一歩踏み出してみてください!
長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。