-どうしてインターンプログラムに参加しようと思いましたか?
大学を休学し、オーストラリア留学中に海外での就労体験をしたかったから。
-どういう業務に携われましたか?
取材補助、記事執筆、記事編集、写真やデータの収集、データ処理、翻訳、電話対応、メール作成、オフィスの掃除などいろいろなことを経験できました。
JETROと共催の、東京都や沖縄県の観光プロモーションでは、オーストラリアのエアライン、トラベルエージェント、オーストラリア観光庁をゲストにホテルでプレゼンテーションが行われ、その取材に行きました。また、ジャパンファンデーション主催の日本映画際の取材の際には、サッカーの小野選手の取材にも立ち会いました。また、日本語を学ぶオーストラリアの学生を対象としたプレゼン大会なども取材しました。
-インターン中で成長できたことはありますか?
2ページにわたる特集を3回も任せてもらえ、「お土産特集」「隠れビーチ特集」「街歩きライカート」という特集記事を作成しました。その際、さまざまなショップへ行き、自分で取材許可を貰い、商品や食事メニューの写真を撮ったり、試食させてもらったり、ということを全て一人で行いました。この経験で、責任を持って仕事をする自信がつきました。その成果なのか、次のアルバイトでは、短期間ですぐにスーパーバイザーに抜擢されました。オーナーはオーストラリア人だったので、英語でオーナーとミーティングし、それをバイトのみんなに伝えるという役割でした。
-英語は上達しましたか?
取材先や取引先へ電話を書けることが多く、はじめは難しかったですが、電話をかけることも怖くなくなりました。また一人で取材先へ行き、交渉や取材をすることも多く、だいぶスピーキング力も上がったと思います。
-インターン中の会社の様子
会社は社員3名ということで、みなさんとても良くしてくれました。クリスマスパーティーやお疲れパーティーも一緒に楽しみました。会社のオーナーさんには食事に連れて行ってもらったりしました。
-日本とオーストラリアの文化の違いは感じましたか?
楽しい雰囲気の中で仕事をすることがとても重要なんだなと思いました。観光キャンペーンのプレゼンテーションも、まじめな感じではなく、来客にお酒やお寿司を振舞って楽しい雰囲気のなか行われていました。取材に行くときも楽しく話せば顔を覚えもらえました。
-インターン中、嬉しかったこと
自分の記事が出版され、また名前が記事にクレジットされたのはとても嬉しかったです。また、普段行けない場所や会えない人にも会えたことも貴重な経験となりました。
-インターン中、大変だったこと
正確な情報を集めなければならないのですが、オーストラリアではホームページ上の情報はアップされていなかったり、間違ったことが多く、また直接取材対象へ電話をして聞いても人によって言うことが違ったりしたので、日本語と英語の両方で情報を探し、あいまいな場合は直接行ってお話しをしたり、目で確認したりする必要があり大変でした。
-インターンを終えての感想
観光やマスコミに興味があり、将来そういった方向に進みたいと思っていたので、経験したこと全てが楽しかったですし、メディア業界のノウハウ、お客さんとの付き合い方など、上司の方を見てたくさん学べました。また、観光やマスコミのなかでも特に、観光雑誌の編集者や観光のプロモーションなどに携わりたいと、自分やりたいことや目指す業界をさらに絞ることができました。
-これからインターンをする方へのメッセージ
私はアルバイトとはまた違う経験をシドニーで積むことによって、将来のビジョンをさらに明確にすることができました。英語を使いながら、日本とはまた違うシステムの中で働くことによって、日本のインターンでは任されることの難しい仕事まで経験できると思います。何か達成したい方はぜひ参加すべきだと思います。